一歩 ~この地域の未来のために~

理事長所信

公益社団法人 白浜・田辺青年会議所
2022年度理事長  森 智宏

~はじめに~

 1965年以降長きに亘りこのまちで運動を行っている白浜・田辺青年会議所において2022年度の理事長を務めることができる機会を与えていただいたすべての皆様に感謝申し上げ、このまちの明るい豊かな社会の実現へ向け、情熱と覚悟をもって青年会議所運動に邁進してまいります。
“とにかくやってみよう”
という基本方針を掲げて、初代理事長金谷照男先輩のもと「明るい豊かな社会」の実現を理想とし、強い志を持った青年達によってこの地に青年会議所が誕生しました。
 私たちの先輩方は、熱い情熱と未来のこの地域を創造するためには自分たちがやらなければならないという覚悟をもち、まちのため、人のために様々な活動を起こし、運動を展開することで、現在までの礎を築いてこられました。毎年深刻となっている少子高齢化問題や労働者の減少による人手不足に加え、一昨年から続く、日本のみならず、世界中で大きな混乱を巻き起こしている新型コロナウイルスの感染拡大により、人々の生活様式や、仕事のあり方等、そのすべてが変わりつつあり、様々な解決すべき課題が山積しています。私たちは創立から脈々と受け継がれる創始の志に立ち返り、守るべきもの、変えなくてはいけないものを見極め、このまちの明るい豊かな社会の実現は私たちが行うという覚悟をもち、ぶれる事なくしっかりと前に一歩踏み出してこの地域の未来のために運動を続けてまいります。

~未来へとつなぐ組織運営~

 2011年、公益社団法人として白浜・田辺青年会議所が新たにスタートしました。長年に渡り、様々な青年会議所運動を行ってきている当会は、地域からの信頼をいただくことによって地域の為に運動を展開することができています。この先輩諸兄から受け継がれてきた地域からの信頼を私たちは絶やすことなく、責任ある行動で運営を行わなければなりません。
 近年、急速にリモートワークが普及し、政府もリモートワークを推進している状況にあります。2021年度においても我々は、従来通りの活動や運動発信が困難な中でも、WEBを利用しての活動が積極的に行われました。活用を推進したオンラインのメリットを十分に感じた一方で、デメリットがあることも痛感しました。ただ一つ確かなことは、これまでにはなかった新しい組織運営の手法を手にすることができたことです。これは今までの手法に対しても更なる可能性を生み出すことにつながるはずです。会議運営や定款・諸規定・内規の運用のあり方について、白浜・田辺青年会議所の歴史の中で確立された伝統を受け継ぎつつも、変化に対応させて、効率的かつ効果的な組織運営を模索し、組織としての価値を高めていく必要があります。そして、これらを通して公益団体としての運動がより効果的に行われ永続的に発展できるよう、未来の組織へとつなげていきます。
 また白浜・田辺青年会議所は、創立以来様々なJC運動を行い、その運動を幅広く発信し続けることで、地域内外に加え、他団体等幅広い分野の方々と連携し運動を行ってまいりました。現在、様々なツールの開発により、広報の幅が広がりより多くの方々へ私たちの運動を発信することが可能となりました。歴史や伝統、自然や人と触れ合う形が変わりつつある時代だからこそ、私たちの運動や元気なまちを創り出す姿を今まで以上に発信することが必要です。

~未来を託す会員の拡大と資質向上~

 白浜・田辺青年会議所が56年の永きに亘り運動を展開し続けてこられたのは、常に魅力ある新しい仲間を迎え入れ、組織の新陳代謝を行い時代と環境に適応してきた結果だからです。しかし、近年会員数は減少の一途をたどり、私たちが本来行うべき運動が衰退しかねないのが現状です。本年は、会員拡大を最重要課題と捉え取り組まなければなりません。
 意識変革を遂げさせるための能動的な機会を提供するのがJCの使命です。そして、会員拡大こそが最大の意識変革の機会です。会員拡大は、JCを語り、はじめはJCのことを全く知らなかった方や、まちづくりに関心のない方の心を揺さぶり、我々の仲間になってもらう活動に他ならないからです。JCのことを知らない方にその魅力を伝え、その結果、入会の動機は何であれ、JCという組織に関わってみようという形で入会候補者の意識を変革させることが会員拡大の本質です。組織の存続、運営のためと短絡的な視点に留まらず、私たちの活動を広く展開するために必要な運動と認識しなければなりません。なぜ会員拡大が必要なのかをメンバー一人ひとりが理解しなければ会員拡大などできるはずがなく、JCを勧められた人にも何一つ伝わりません。我々が地域のために行う事業も、同じ志を持つ仲間が増えれば、地域に与える影響力も強くなります。一人ひとりのメンバーが自信と誇りを持って青年会議所活動を行い、地域の皆様にその姿を見ていただくと共に、我々の経験を人に伝えることで、自ずと人は集うと確信します。
 そして、この白浜・田辺青年会議所の門を叩き、新しく仲間となったメンバーをしっかりと迎え入れ、正しく導く事は、我々メンバーの務めです。今まで、青年会議所で得た知識や体験を若いメンバーに伝え、自分自身で一歩踏み出せる成長の機会を与えることで、私たち自身が、今一度自己の修練に目を向け、そして成長し、私たちが行う運動の精度を高めていくことで、地域全体がより力強く動き出していくのではないでしょうか。
 全員拡大に取り組み、一人でも多くの熱意ある仲間を増やすと共に、紀南地方の未来を担う人財の育成を行うことで、まちと人の想いをより良い未来につなぎます。

~未来を担う青少年の育成~

 近年、子どもたちを取り巻く環境は様々なツールの発達により、容易にたくさんの事を学ぶ事が出来るようになった一方、私たちが子どもの時に比べ、たくさんの事を経験する事や挑戦する機会が少なくなっているように感じます。次代を担う子ども達は、いつの時代も地域の宝であり希望です。 未来の担い手を育成することは、「明るい豊かな社会」へとつながる重要な運動の一つであると共にJCの醍醐味だと考えます。
 この目まぐるしく変化する時代に適応し、夢や希望を持って力強く生きていくためには、子どもから大人へと成長する過程の中で、我々大人が家庭や学校だけでなく、地域社会全体で子ども達を明るい未来へと導いていかなければなりません。そのために、この地域の子ども達に日常の生活では味わえない体験や機会を与え、夢や希望を持つことの素晴しさを伝えていくことが大切だと考えます。さらに、夢を諦めず希望を持ち続けられる心を育むことで、子ども達の自発的な成長へとつなげ、どのような時代が訪れようと、逞しく未来を切り拓いていく青年へと共育していく必要があります。夢と希望に溢れた子ども達の力は、今後の人生においても大きな原動力となり、その力はこの地域にとって明るい未来へとつながっていくと確信します。

~未来への一歩となるまちづくり~

 私たちが暮らすこのまちには、素晴らしい歴史や、伝統、美しい自然等様々な発信すべき魅力がたくさんあり、その魅力を発信することで地域の活性化が無限のものとなる可能性を秘めています。さらには、あらゆるツールの発達によって、その魅力を最大限に発信することが可能となり、私たちが子どもの時には実際に会う事でしか生まれなかった人と人とのつながりも、今ではそのツールを活用することで、日本のみならず世界中の人々とつながる事が可能となりました。
 新型コロナウイルスの感染拡大によって、日本のみならず全世界でソーシャルディスタンスが当たり前となり、様々な行動に制限がかけられている中、今だからこそこの地域を思い、この地域のためにできる事を模索し、行政のみならず、市民や他団体の方々との、より多くのつながりを生みだし、一丸となって、この地域に元気と希望を与えます。地域と私たち白浜・田辺青年会議所がより一層の絆を深め、この地域の未来への一歩となる事業を展開していきましょう。

~未来の和歌山を創造するブロック大会の実施~

 本年度、公益社団法人白浜・田辺青年会議所は、第52回和歌山ブロック大会の主管を務める機会をいただきました。和歌山ブロック協議会最大の運動発信の場であると共に、主管は単独事業とは違い、和歌山ブロック協議会のスケールメリットを活かす事で、更に大きな事業展開が出来ます。また、メンバーにとっては大会運営に携わる経験を通して、成長できる貴重な機会となります。公益社団法人白浜・田辺青年会議所として和歌山ブロック大会を主管する事は、地域内外の方々へ青年会議所の存在を広く発信する事は勿論の事、和歌山ブロック内に我々の一体感、白浜・田辺青年会議所らしさを強く発信する事の出来るとても意義のあるものとなります。また、メンバーにとっては、この大会でしか得る事の出来ない知識や経験を積むことで、一人ひとりの成長につながり、如いては組織としての成長になると考えます。

~結びに~

 人生は選択の連続であるという名言がありますが、覚悟を持って決めたこと、人に勧められて決めたこと、なんとなく決めたこと、どれも自分が決めたことに違いはありません。そのことを大切に思い行動すればきっと自己成長につながり、その成長が自分の地域の未来につながると信じています。
 2022年度、このコロナ禍からどう一歩を踏み出すか、重要な年になります。青年会議所での私達の成長がこの地域にどのような明るいインパクトを与えられるかを、メンバー全員が考え、今この地域に必要なことを自分たちが学び地域住民に発信していきましょう。それが自信となり魅力あふれる団体となる力となります。その魅力の中に、自分たちも心の底から楽しんで活動していれば、その楽しさが住民にも伝播し、地域と広域が共存共栄する笑顔あふれる優しいまちになると信じています。

今だからこそ若き力を発揮し、この地域の未来のために新たな一歩を踏みだしましょう。

 

2022年度 基本計画

基本理念

一歩

~この地域の未来のために~

基本方針

・未来へとつなぐ組織運営

・未来へ託す会員の拡大と資質向上

・未来を担う青少年の育成

・未来への一歩となるまちづくり

・未来の和歌山を創造するブロック大会の実施

PAGETOP
Copyright © 公益社団法人 白浜・田辺青年会議所 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.